くすりを210錠飲んだとき

f:id:trp12cor:20170529235500j:plain

私は一昨年から約1年に渡る、ある人からの圧力に耐え続けていました。

そんな日々に耐えきれなくて、

去年の11月21日に

死ぬことを自ら選びました。


前日、問題の人がいる楽団の練習の後、

彼に頼みイルミネーションをみにいきました。

最期の思い出くらい、綺麗なものにしたくて。

後で聞くと、何となく彼は感づいていたようです。


決行の日、たまたま病院だった私は薬を2週間分処方され帰ってきました。

残ってた薬を含めて210錠。

デパスドグマチールエビリファイ、コンスタン、ドラールベゲタミンAサインバルタリフレックス、ビシフロール

全て飲みほしました。


ここからは記憶がありません。

ただ、キャスで薬を飲み最後のキャスをやったみたいです。

意識が戻って携帯をみたら、ODに気付いた彼からの大量の不在着信とLINE。

どうやら第一発見者だったらしい。

生存確認や、救急車を呼ばなかったことを後悔する言葉が並んでいました。

当の自分はというと、後から聞いた話、意識がなかったようです。

21日の夜に薬を飲んで、意識が戻ったのが次の日の夕方5時頃。

気付いたら、救急病棟にいて、拘束と点滴をされていました。

意識は戻ったものの、身体は思うように動かずに、身体を起こすことすらできませんでした。

と、同時に自殺に失敗した。また苦しめられる日々が続くと1人泣いてました。

意識が戻った夜、39度の熱が出てしんどかったことを覚えています。


何とか動いて、自力で食事がとれるようになったのは23日の夜。

次の日の夕方、担当の先生と話をして退院しました。

こうして、私の自殺行為は未遂に終わりました。


辛いこと、これからもあるでしょう。

ももう自殺って選択はしないと思います。

人間、簡単には死ねないこと、よく分かりました。

何より、わたしを必要としてくれている人がいること。

大切にしてくれてる人がいること。

これからは、そんな人たちを裏切るようなこと、しないと決めた出来事でもありました。


私が、薬物依存を拗らせてから約1年。

嫌な顔一つせず、支えて、助けてくれていた大切な存在が私にはいました。

原因の人との関係を絶った今でも、まだ薬に依存しています。

いつの日か、薬に頼らずに生きていける時がきたら、心から感謝の言葉を言いたいです。