くすりを210錠飲んだとき
私は一昨年から約1年に渡る、ある人からの圧力に耐え続けていました。
そんな日々に耐えきれなくて、
去年の11月21日に
死ぬことを自ら選びました。
前日、問題の人がいる楽団の練習の後、
彼に頼みイルミネーションをみにいきました。
最期の思い出くらい、綺麗なものにしたくて。
後で聞くと、何となく彼は感づいていたようです。
決行の日、たまたま病院だった私は薬を2週間分処方され帰ってきました。
残ってた薬を含めて210錠。
デパス、ドグマチール、エビリファイ、コンスタン、ドラール、ベゲタミンA、サインバルタ、リフレックス、ビシフロール
全て飲みほしました。
ここからは記憶がありません。
ただ、キャスで薬を飲み最後のキャスをやったみたいです。
意識が戻って携帯をみたら、ODに気付いた彼からの大量の不在着信とLINE。
どうやら第一発見者だったらしい。
生存確認や、救急車を呼ばなかったことを後悔する言葉が並んでいました。
当の自分はというと、後から聞いた話、意識がなかったようです。
21日の夜に薬を飲んで、意識が戻ったのが次の日の夕方5時頃。
気付いたら、救急病棟にいて、拘束と点滴をされていました。
意識は戻ったものの、身体は思うように動かずに、身体を起こすことすらできませんでした。
と、同時に自殺に失敗した。また苦しめられる日々が続くと1人泣いてました。
意識が戻った夜、39度の熱が出てしんどかったことを覚えています。
何とか動いて、自力で食事がとれるようになったのは23日の夜。
次の日の夕方、担当の先生と話をして退院しました。
こうして、私の自殺行為は未遂に終わりました。
辛いこと、これからもあるでしょう。
でももう自殺って選択はしないと思います。
人間、簡単には死ねないこと、よく分かりました。
何より、わたしを必要としてくれている人がいること。
大切にしてくれてる人がいること。
これからは、そんな人たちを裏切るようなこと、しないと決めた出来事でもありました。
私が、薬物依存を拗らせてから約1年。
嫌な顔一つせず、支えて、助けてくれていた大切な存在が私にはいました。
原因の人との関係を絶った今でも、まだ薬に依存しています。
いつの日か、薬に頼らずに生きていける時がきたら、心から感謝の言葉を言いたいです。