解放病棟の入院とその後
11月の自殺未遂の一件以来、転院をして通院してました。
が、情緒不安定で自傷行為が抑えられなくなっていました。
辞めようと決めた、薬もまた大量服薬をしてました。
そんな日が続いたので、主治医さんから入院を勧められて、入院施設のある病院を紹介され、入院することになりました。
私が入ったのは、ストレスケア病棟。
解放病棟より、さらに自由のきく病棟。
どれくらいかっていうと、
持ち物チェックや、持ち込み不可のものもなく、喫煙室も備え付けられてました。
外出も申請をすれば自分の意思で出来ました。
そんな自由すぎる病棟に放り込まれた私。
まだ薬欲求も自傷行為欲求もあった私にとって戸惑う環境でした。
薬も刃物もやろうと思えば持ち込めるのです。
でもそんなことをしたら、それこそ閉鎖病棟行きでしょう。
しかも何の治療をしに来たのか分からない。
看護師さんや主治医さんの力を全力で借りて何とか耐えられる日々でした。
最初は自分の部屋からも出ず、他の人との接触も避けていたのですが、
ある時、声をかけられてから共同スペースのホールに出て話ができるくらいには元気になれました。
各々の病気の話、退院への不安の話から、他愛もない雑談。色んな事を話してました。
次第に入院仲間さんと呼べる存在の人もできて、少しばかり馴染んでいけました。
そんな仲間さんや週2の診察のおかげで入院当初より安定してきてました。
私の辛い原因は、楽団の人間関係、特定人物からの圧力。
この原因を取り除かねば、情緒不安定のままで退院が出来ないとのこと。
楽団やその人とは決裂して、楽団は決して綺麗な辞め方はしてないけど、自分を守るため結果的には良かったんだと思っています。
その楽団を辞めた以降、症状が劇的に改善して情緒安定、眠剤もなしで寝付けるまでに回復をしていました。
ここまで来るのに約3ヵ月。
今では、大量服薬の回数もほぼないくらいになり、減薬も進めています。
まだ完全ではないので、週1の通院と仕事復帰の為のデイケアに通っていますが、確実に前に進めているような気がします。
そんなこんなで、現在、脱薬物依存を目標にして努力中です。
やっとこさ普通の生活ができるようになってきた今、完全復活まで頑張ろうと思います。